年別アーカイブ:2018年

山崎純醒先生ブログ 義経北行伝説

山崎先生33:陣ヶ岡の不思議な位置関係

2018/1/18  

陣ヶ岡の場所を地図で見てみると、周囲には小山すらない全くの平地に位置している。もし太古に自然に隆起してできた地形であるなら、周囲にも陣ヶ岡と同じ丘陵があってもよさそうなものだが、それがない。広い平野に ...

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山崎先生34:王子森古墳

2018/1/18  

これは言い伝えであるのだが、日本武尊がこの地に宿営した 際、随行していた妃(ミヤズヒメ 美夜受比売)が、陣ヶ岡で出産 したという。しかし、長旅の疲れもあって体力衰え、肥立ちが悪か ったために、皇子は3 ...

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山崎先生35:由利八郎

2018/1/18  

陣ヶ岡の歴史を語る時、他を差し置いても語らねばならない逸話がある。奥州藤原氏の譜代の臣・由利八郎維衡(これひら)の逸話である。以下は『吾妻鏡』に書かれたくだりを現代語訳で述べたものであるが、陣ヶ岡の歴 ...

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山崎先生27:陣ケ岡の歴史

2018/1/17  

26 陣ケ岡の歴史 陣ヶ岡は、蜂神社境内の高台が陣ヶ岡跡とされる。 様々な歴史の舞台になったが故に、今は陣ヶ岡歴史公園として親しまれている。 入口の鳥居の左側に、標看板と路標が設けられ、路標に「陣ヶ岡 ...

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山崎先生28:蜂神社の縁起

2018/1/17  

陣ヶ岡歴史公園入口の大きな鳥居をくぐり、約200mの参道を歩くともう一つの鳥居がある。それをくぐって正面に鎮座しているのが蜂神社である。左右には、いかにも古い歴史を感じる狛犬が守っている。 蜂神社のご ...

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山崎先生29:日の輪形・月の輪形

2018/1/17  

蜂神社境内の西側100mほど下ったところに、県の重要無形文化財に指定されている「日の輪形・月の輪形」の史跡が今もしっかりと形を残している。 この由来は、康平5年の前九年合戦の時、源頼義・義家父子が、安 ...

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山崎先生25:樋爪五郎季衡

2018/1/16  

弟・五郎季衡(すえひら)は、当時、紫波町片寄新田に住んでいたが、館の敷地内に造営された池で夏場によく泳いでいたというゆかりから、いつの時代からか「五郎沼」の愛称で呼ばれるようになったのだという。 また ...

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山崎先生26:比爪館跡の遺構とその規模

2018/1/16  

比爪館跡の遺構とその規模 比爪館跡は、居館と思われる辺りから、掘立柱建物群、井戸跡、板塀跡、館の周囲を囲む1㎞に及ぶ大溝跡が見つかっている。このことからしても、ここがただの居館ではなく、かつて広い柵を ...

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山崎先生21:紫波町有数のパワースポット

2018/1/15  

紫波町は全国的にも珍しい神社密集地域で、紫波町内には地図に示される大きな神社が60社余りある。これに氏神社を加えると200を超えると思われる。(因みに、赤沢地域の氏神社だけでも39社ある)これほどの数 ...

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山崎先生22:鐙越

2018/1/15  

鐙越は、義経が乗馬訓練に使った小山で、急勾配の斜面が扇状に広がる特徴を持った山である。義経は日々この山で、馬に乗りながら斜面を下る訓練に明け暮れたと伝えられている。 鐙越の斜面は、40度近い急斜面で、 ...

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