『義経夢の会』事務局次長の良子(ながこ)です!
『義経夢の会』お頭の山崎純醒先生の研究レポートよりご紹介いたします‼
岩手県紫波町赤沢に残る義経伝説が、土地の人間によって勝手に作られたような偽物の伝説ではないことは、今までのお話をもってしても明らかだと思います。
ですけれど、この、義経の赤沢伝説は、幾人かの研究者による北紀行伝説とか、北海道伝説にあるような、北海道に渡ってからアイヌの神様になり崇められたと伝えられるようなものとは、やや異質なものとなっています。
義経伝説、赤沢伝説に全く誇張がないのは岩手の県民性?
伝説というものは、とかく表現が面白おかしく誇張されたり、あるいは、英雄視するあまりに、とても人間技とは思えないようなエピソードが語られたり(例えば…源平 壇ノ浦合戦に伝えられる「八艘跳び」なんて、びっくりよね?!)、果ては、人知に及ばぬ神懸かり的な能力を発揮したり、、、
といったみたいな、とかくよく有りがちな脚色を織り交ぜて語られたりするものです。
ところが、赤沢に伝わる義経伝説は、何故か全く誇張がないのです。
もしかして、岩手の県民性かしら?(笑)
いえ、それどころか、控えめに過ぎるくらいに淡々と語られていたりして…。
それは、率直でしかも慎ましく、かつ忠実で、また重々しいくらいに謹厳な言い伝えになっていて…
まるで先祖から伝わる伝承を、一字一句曲げず、加えず、色を付けず、
... 正確に伝えていこうとする強い意識が働いているようにさえ感じてくるようなものなのです。
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